2月1日に第11期となる知的障がい者ガイドヘルパー養成研修を開講しました。この研修は神奈川県の指定を受けて、講義2日、実習1日の計3日のプログラムで知的障がいのある方へのガイドヘルパーの資格を取得していただけます。今回は14名の方に受講いただき、現在講義2日間を終えて実習の真っ最中です。
他の介護職員初任者研修や実務者研修等に比べると受講日数も少なく、これまでも福祉資格の入り口として受講される方が多くいらっしゃいました。また前述の研修では介護保険をベースとした高齢者の方への支援やそこに必要な知識を学ぶことが主となりますが、本研修では「障がいとは何か」「特に知的障がいとは何か」について重点的に学ぶことができます。講師はぴぐれっとの職員が担い、実践の中でのエピソードをたくさん交えながらお話しています。また座学だけでなく、グループワークや演習を多く取り入れ、受講生同士も活発にやりとりする時間があるので、2日間の講義はあっという間に?!過ぎていきます。講義を受けて、「責任ある仕事で、自分にできるだろうか…」と思う受講生の方もいらっしゃいますが、講義の中で繰り返しお伝えするのは、「外に出かける」という私たちにとって普段当たり前のこと、でもそれを実現するために特別な困難を持っている人がいるということ。そこをお手伝いするガイドヘルパーという存在は、利用者の方の生活にとってとても重要であり、利用者の方が楽しみにされている外出のお手伝いができることは、本当にやりがいを感じられるお仕事であるということ。実際に資格を取得した後、ガイドヘルパーとして現場に出て下さっている方もたくさんいます。今後ますますこの地域にガイドヘルパーが増えていきますように☆
尚、ぴぐれっとでは毎年2回このガイドヘルパー養成研修を開講しています。次回は2020年8月頃を予定しています。詳細が決まりましたらこの「ぶーろぐ」にもアップしますので、皆様ぜひご受講いただければと思います。